フィレンツエで学校に行っていた時、校長先生が大のオパール好きでした。
オパールと言っても、普通の白く、青みがかったものではなくて、 もっとマニアックなものを買い集めていました。 そんなわけで、生徒も当然その影響を受け、 「オパール好き」になってしまったので。 そんななかで、見つけてカットもちょっと変わっていたので 思わず購入したファイアーオパールで、指輪を作ってみました。 土台は18Kのイエローゴールド。指につけるとすっと馴染む感じです。 上が開いている、コントラリエ、という、左右が交差するデザインをアレンジしました。 ボリュームがあるのに、指がすっと綺麗に見えるデザインです。 オパールは正確なカットのものはあまりなく、石の性質からですが、 わりとざっくりなカットのものが多いようです。 イタリア語では「OPALE DEL FUOCO」と言います。 火のオパールと言う意味。 いつもはもやがかった白っぽいものや、青みがかかった物が多いのですが、 オパールって凄くいろんな色があるんです。 透明な青緑や、そのなかに、ファイアーオパールの色が、光によってちらっと のぞいたり、凄く奥が深い石なんです。 ミュンヘンのジュエリーフェアがあるんですけど、そこに学生の時初めて行ったとき。 まだ付き合い始めの頃、大将が「オパールをプレゼントする!」と言って オーストラリア(オパールは大体良質なのはオーストラリア産)のスタンドを ぐるぐるして、随分ぐるぐるしたあと、ちっちゃいけど凄く綺麗な青緑のオパールを 沢山のオパールの中から見つけてくれました。 その石、今でも石やさんとかに行くと、(マニアにはわかる!) 「そのオパール、綺麗ね~」 と言われます。 オパールって同じものがひとつもないのも、マニアックをそそる要点かと(笑) だからオパールひとつでも、色々思い入れや思い出が詰まっているんだなあって 思います。 *****おまけ***** あまりにも大うけしてしまったので、写真を撮ったのですが(笑) おもいっきりあほな写真=33 大きくなって見せたらおこられそう。 お風呂場でなんかごそごそしてるな~と思っていたら、突然。 「ママ~みて。おむつおむつ」 といって、この状態で現れました(汗) 何でおむつなら頭につけるんだぁ~しかも2個。 #
by orafa-aki
| 2011-08-05 15:04
| 工房からお仕事拝見!
日月とフィレンツエに合宿。 彫金仲間お宅にゆきちゃんとおしかけました☆ 日曜午後。 共に学んだ学校に集合。 懐かしい学校の風景。ほんの2年だったけど、沢山の楽しい思い出がありますね。 インターナショナルな学校で、世界中から生徒が集まって、拙いイタリア語を使いながら勉強していました。 ここで大将ともであって(しまった?!)のでした。 学校の中庭にて。 ここでみんなで休み時間は団欒していたり。 絵に出てきそうな水色が圧倒的。 そんな景色を絵に描いていたふたりをパチリ。 天気が良かったので、ふと、以前から行ってみたかったFORTEZZA DEL BELVEDEREという、フィレンツエを一望できるところがあるので、バギーでがんばって登ってみました。 そこはゆきちゃんバッボとわたしが初デートしたところでもあり、 ちょっと思い出の場所でもあります(笑) さすがにきつい~~~ たびたびお休みしながらがんばって頂上へ到着。 が!! が~~ん。 修理中ということで、閉まってました(涙) #
by orafa-aki
| 2011-07-30 17:47
夏になると、ここ近辺では「中世時代祭り」がいろんなところで催されます。
カシナもそのひとつで、今年は早8年目とか。 もうそんなに経つ?!と 一瞬びっくりしましたが、今年は盛大でしたね~ 突然、巨大な箱舟登場。 よくできてます。 日本で言うと、お輿?! 的な感覚。 大名行列??なぜか先頭に法王がいる?! どういう行列だ?!とつっこみたくなるが、そこはご愛嬌☆ 何でもアリなのが、いいんです(笑) 当スタジオも、衣装に 貢献しました。 法王の指輪もそのひとつ。 毎年参加者もエスカレート?してきて、 だんだん手の込んだものをコレクションしていくので、衣装も本格的になりました。 こちらはかわいい双子を連れた、日本で言うと稚児行列?!でしょうか。 お母さんらしき人が心配そうに付き添ってました(笑) マントのすそもっちゃって、かわいいね~ お楽しみはお食事。 中世をイメージとしたメニューで、レストランも大奮闘。 皆衣装を着ながらお給仕してました。 土日だったお祭り、土曜はすごい人手だったみたいだけど 今日もすごい! 魚のミックスフライのお店も、なんと1時間待ち!!!お食事の後は、いろんな催しがあってとにかくもう11時を過ぎようとしているのに、どんどん人が集まってきました。 とにかく凄い人出!! 去年までいた、タカ使いの人たちは、去年ショーの最中に(大勢の人や環境の違い?)の最中にどっかへ飛んでいってしまい、お祭りの後数日かけてやっと、帰ってきたなんて事があったで、今年は× 残念、きてくれませんでした。 個人的には凄く感動して、好きだったのに、残念でした。 もちろん我がピッポも一緒ですよ~☆ この直後、時計台の上から打ち上げられた 花火に、びびり!!! 花火苦手なの・・・と、一目散に膝に乗りたがり、抱っこ。 ゆきちゃんはというと、昨日はお祭りということで(中世祭りなんですけど)浴衣を着てみました☆ ゆきちゃんは、お祭りの最後までおりこうさんでいてくれて、最後のほうでは バギーに乗ってねちゃいまた☆ どこでもマイペース。全然平気なのね~助かるヮ #
by orafa-aki
| 2011-07-11 17:07
昨日は大将の幼馴染+私の友人達の結婚式へ行ってきました。
彼らは幼馴染で、付き合いだして17年目にして結婚。 イタリアの田舎のほうではよくあるそうで、まあ、 私達も16年目の付き合い(私と大将)なので、人のことは言えませんが(笑) 地元の教会で4時に式が始まり、その後、Morroneという、ピサ地方の披露宴の場所へ 行きました。 山の上のほうの、ちょっと小高くなった場所にそこはありました。 大きい緑の門をくぐると、舗装されてない山道をちょっとあがり、木々の間から 開けた場所にでると、左側に古いお屋敷の前にテーブル、左側にあるプールの前に 前菜が並べられたテーブルがありました。 まず、プール側へ案内され、そこでおつまみ+おしゃべり。 前菜には生ハム、 サラメ、色々な種類のチーズや天ぷら風なフライなどなどありました。 花嫁フランチェスカちゃんは、式目前にしてナーバスになり、たびたび涙していたらしいのですが、当日はこの通りUPでした(笑) 「となりのととろ」みて泣く(どこにそんな シーンがあるのかは彼女のみぞ知る)感情豊かな彼女なので心配してましたが。 お食事はトルテッリとリゾット、フィレのお肉キアンティの赤ワインソースにケーキとフルーツでした。 お食事のあとは、プールサイドのほうでお祭り騒ぎ。 友人達で 用意した出し物(笑)やディスコが始まり、そのうち心は少年のおじさん達が、 まだ冷たいプールへ飛び込んだり、そんなことして夜2時にはお開き。 たのしかったね~とお別れを言っているところ、フランチェスカのお父さんが 「ガゾリンがなくなって 帰れない」 と言ってきた(笑) フランチェスカちゃんがジョバンニとレンタカーのほうで来て、おじさん達は フランチェスカちゃんの車でここまで来たのはいいけど、気がついたらガソリンがゼロ だったらしいのです(笑) そうとう気が焦ってたんだね~~ 畑のど真ん中のここ、ガソリンスタンドまでちょっとありそう・・・・ と言うことで、ぎりぎりのところまで降りていって、もし路上で息絶えたら 乗せていくということで、お付き合い・・・・・大丈夫でしたが! そんなわけで、教会の後、NONNA(ばあば)達に預けて来たゆきちゃん。 初の夜就寝コース。 大丈夫、帰ってみたら、寝てました☆ #
by orafa-aki
| 2011-07-10 18:42
昨日、救急隊員をしてる大将が、救急隊向けに開かれる、講習会へ出席する為
フィレンツエの小児病院MEYERに行くというので、 私も店の仕入れでフィレンツエに行っていた為、合流して一緒に帰ることになりました。 マイアーは、フィレンツエのフィエゾレという、小高い丘の方にあります。 駅からは、バスで20分くらい行きます。 バスが角を曲がり、木が多くなってきた坂道をちょっとあがると、大きな入り口がありました。 おっきくPEDIATRIA と書いてあります。 小児科と言う意味です。 山の中の道なりに歩いていくと、綺麗な建物が見えてきました。 イタリアの病院に見えない病院は、色々見て知っていたのですが、これには 度肝抜かれました。 病院に見えない・・・・ とにかく素晴らしい環境と、素晴らしい建物! 一瞬みただけでは 美術館のよう・・・ 中にはいるともっと素敵でした。 ホールがあって、吹き抜けがあり、上階へ。 渡り廊下がまたすごい。 ガラス張りで、床も一部木が使われていたり、とにかく手が込んでいました。 ところどころに、色とりどりの動物達のオブジェが、有名なアーティストの寄贈品 でしょうか、さりげなく置いてあります。 そこを抜けていくと、突き当たりには先ほど入り口に見える正面玄関の上にある 窓にでました。 はいっていく時は、気にしなかったのですが、 丘を上からの景色が眺められます。 すごい・・・・ どこかの宮殿の庭のよう! イタリア風の庭園が丘の上広がり、フィレンツエが 一望できます。 こんな病院見たことない・・・・ 病院って、基本的に、嫌な場所ってイメージ、ある中、この病院は衝撃的でした。 カメラ持ってこなかったことに× 残念・・・ イタリアの子どもに対する情熱、というか、思い入れは(当然のことなのですが) こういう形に表れているのかなと思いました。 イタリアはほんとに誰でも子どもが大好きなのです。 とりあえず、大将たちがいるはずの、レクチャールームを探していると、 間違って病室へ。 ふと、がらっと雰囲気がかわり、はっとさせられました。 そうだよね・・・病気の子ども達がいるんだ・・・ はっとしました。おもわず、浮かれていた自分を戒めると同時に、 現実を見せられた瞬間。 帰り際、よく見ると、Cardiologia と書いてある。 心臓科・・・ あ、さっきいた子供も、具合がわるいんだなぁ・・・・ さっきおかあさんが、ゆきちゃんよりちっちゃい子どもをバギーで連れていたのを 思い出しました。 うちの子が、元気で、ずっとここへ来なくてすみますように・・・・・ #
by orafa-aki
| 2011-07-06 15:19
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